胃がんの症状
皆さんこんにちは
今回は胃がんについてお話ししてみます。
胃がんの男性死亡数は第2位、女性は第3位と頻度の多い病気です。
原因は喫煙、塩分の多い食事、ストレス、ピロリ菌感染があると言われています。
困ったことに特徴的な症状が無いことも多く、進行がんになるまで無症状といったケースもよくあります。
貧血、体重減少、胃が重い、腹痛、黒い便といった症状がありますが、胃炎や胃潰瘍と区別がつかないことも多いです。
治療は飛躍的に進歩しています。
早期がんは内視鏡で治療できることもあり、90%以上は完治します。進行がんが見つかってもしっかりと手術で取り切れれば治癒が見込めます。
胃がんの頻度が増えてくる40歳以降は定期的な胃カメラ検査が必要です。
『おなかの調子が良いから検査はまだいいです』と言っている間に無症状でがんが進行していることがあります。
『早期発見、早期治療』が一番良いのです。
以下の症状がある方は特に胃カメラをお勧めします。
・胃もたれがする
・黒い便が出る
・おなかが重い、痛い
・過去にピロリ菌陽性と言われた
・ピロリ菌除菌後胃カメラをしていない