肥満外来
肥満とは
肥満とは、体重が正常よりも多い状態、あるいは体に脂肪が過剰に蓄積された状態をいいます。体重による肥満の診断にはBMI= 体重kg ÷ (身長m)2 が用いられています。BMI指数25以上で肥満、22が標準体重で最も病気になりにくいと言われています。
肥満の原因と症状
カロリーの摂取過剰と消費不足によっておこることがほとんどです。食べすぎ、運動不足とも言えます。太りやすい、太りにくい、などの遺伝的な体質による原因もあります。
肥満は動脈硬化の原因となります。動脈硬化は血管の内側にコレステロールなどが付着して血管が硬く狭くなり、血液の流れが悪くなる状態です。動脈硬化が進行すると狭心症や心筋梗塞などの心疾患や、脳梗塞や脳出血などの脳卒中になりやすくなります。
肥満は糖尿病、高血圧、脂質異常症になりやすく、これらの病気も動脈硬化の原因となります。
肥満の検査と治療
血液検査で高血圧、糖尿病、脂質異常症などを調べます。
腹部エコーで内臓の状態を調べます。
肥満の治療
漢方やお薬を処方します。脂肪の吸収や食欲を抑える効果があります。
食生活の改善、適切な運動、お薬を組み合わせることで、短期間の結果を求めるのではなく、緩やかな体質改善を目指します。
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