インフルエンザ
インフルエンザとは
インフルエンザウイルスによる気道感染症です。A型とB型があり、毎年11月~3月頃に流行します。
インフルエンザに罹っている方の咳やくしゃみの飛沫を吸い込んで感染します。
1~3日の潜伏期間の後に38度以上の高熱、頭痛、体のだるさ、体の痛み、関節痛などが現われ、咳、鼻みずなどの症状がこれに続き、約1週間で軽快するのが典型的で、かぜに比べて症状が強いです。
高熱が出ない場合や、下痢、腹痛、吐き気などのお腹の症状が出ることもあります。
治療と予防
抗ウイルス薬と症状に合わせたお薬を処方します。
早く治すためにはお薬をしっかり服用して、充分な休養、栄養、睡眠をとり免疫力を高めることが大切です。
インフルエンザワクチンは予防にもなるし、罹ったとしても重症化を防ぐことが出来ます。
ワクチンを接種してから抗体がつくまでに2週間くらいかかり、抗体による免疫の持続期間は5か月くらいです。
13際未満のお子様の接種について
13歳未満のお子さまは4週間あけて2回接種をお勧めしています。
13歳未満のお子さまの場合、1回の接種では充分な免疫がなく、2回接種で免疫が増幅するブースター効果(免疫増幅効果)が得られます。
当院では流行の少し前、遅くても年内の予防接種をお勧めしています。